数十年ぶりの再会

 今日は東京からお客さんが来た。しかも会うのは20数年ぶり、錦糸町の西武で展覧会を

やった時に東京で会って以来だから、本当に懐かしい。東京に居た時に務めていた

デザインプロダクションのメディアジャパンの同僚。銀座の制作室で一緒に仕事を

していた。彼はコピーライターだったが、その後、代理店などに務めて今では自分の

会社を持っている。偶然、FBで再会して、仕事で札幌へ来ることもあると言うので

久しぶりに再会した。今はクリエイティブディレクターとして某大手会社の顧問として

時々札幌に来ていると言う。懐かしい話しや近況など時間はあっと言う間。今度は

仕事も依頼したいと嬉しい話しも。今月はなぜかやはりメディアジャパン時代の

デザイナーからも久しぶりの連絡が来たりと懐かしい人との繋がりがまた出来た。

お土産にお菓子を頂いたが、花をあしらったパッケージは一足早い春が来たようだ。


今朝、郵便受けを見たらダイワマンションのパンフレットが入っていた。なんだろうと

中を見てみると、行きつけのお店、カフェエスキスが載っていた。しかも、大きく。


へ〜〜こんなのがあるんだ。どうやら円山地区を特集している情報紙的なものだ。

しかもマスターの写真がデカデカ。見ているとこっちまで、なぜか恥ずかしくなる?


明日でもエスキスに行って、やんややんやと冷やかして来ようかな。

昨日は時間もあったので琴似の北都館で開催中の本間弘子個展へ行って来ました。

子供を描いた作品が多く、原画やシルクもいろいろと展示してました。





懐かしい子供の頃を思い出しそうな、暖かなイラストばかりでした。会期は今日まで

だったので終わってしまいましたが。最近は雪もなくすっかり春。そろそろまた

いしかり散歩の取材で市内各所を走り廻ろうかな。


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at 23:06, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, 独り言

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マッサン感動の最終回

NHK朝の連続ドラマ「マッサン」も今日で感動の最終回を迎えました。北海道が舞台と

言うことで始まり当初は見ていたが、その後は見たり見なかったり。後半になり、やっと

北海道が舞台になってからは少し見ていたが、最終週の今週は結局、1週間全部見て

しまいました。感動のラストでしたね〜〜。


最終回の今日は大阪で最終回を見るイベントがありマッサンとエリーも出席したとか。

舞台の余市町でも150人程集まり最終回を見る会があったとか。今日はマッサンデー

だたのかもしれません。舞台の余市町やニッカウィスキー工場へは、もう何度も

訪れています。以前も観光客は来てましたが、今年は65%アップとか。


さすがに全国区のテレビの影響は違いますね。富良野の北の国から効果みたいに

しばらくは余市もマッサン効果で賑わいそうですね。


でも、ウィスキー工場はどこかヨーロッパ的な雰囲気があって、以前から好きな場所

でしたが、これからも余市を通る度に寄ってしまうのかな。


でも観光客が増えることで試飲コーナーの無料試飲の量がめちゃめちゃ増えそう。

1日だけでも結構な量だよね、きっと。まあ、いつも車だからウィスキーの試飲は

1回もないけど、いつもはリンゴジュースのみ。


今では売店に置いてある25年や15年などの古いものは売り切れ。モルツウィスキー

は将来の確保のため販売は中止とか。それだけウィスキーブームのようだ。昔は

オールドなどのサントリーがウィスキーの人気だったが、これですっかりニッカ人気

になっったようですね。


それこそ自分が学生の頃は飲むのはウィスキーばかりだった。当時はお酒と言えば

ウィスキー、焼酎などもまだそんなに人気はなかったし、スナックでも必ず

水割りだったな〜〜。


久しぶりにウィスキーでも飲んでみようかな。丁度、2週間前に寄った時に、お土産用

のミニボトルを購入したのがまだあるから、今夜は誰かを想い飲んでみようかな。


実はこの前の余市に寄った時に、ウィスキー工場以外に行ってみたいところがあって、

途中までは行ったけど、雪が積もっていてあきらめた場所がある。それは、竹鶴と

リタのお墓だった。さすがに墓地の情報は余市の観光パンフレットなどには載って

いなく、どうやら工場裏の丘にあるらしい。


余市川沿いに走ると小高い丘があり市民墓地がある。その一角にあるとの情報を

ネットで調べて、見てみたいと想ったが、さすがにこの時期は墓地も除雪も

されていなくて雪の中を歩いて行かなくてはいけなく、しかも結構な数もあるので

探すのも大変そうだったので、今回はあきらめた。


でも、また雪のない時期に余市を訪れることもあるだろうから、その時はぜひ

見に行ってみよう。二人が眠っている墓地からはウィスキー工場が見渡せるようだ。

最終回「人生は冒険旅行」と言っていたが、これからも自分もいろいろな冒険旅行へ

出かけたいものだ。でも天国でマッサンとエリーはこのマッサンブームにきっと驚いて

見ているんでしょうね、、、、、、。余市熱はしばらく続きそう、、、、、。


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at 22:15, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, 独り言

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いしかり散歩+イララ3号

 今週のいしかり散歩は南区は小金湯の札幌市アイヌ文化交流センター•サッポロピリカ

コタン。ここではアイヌ民族の生活や文化などいろいろ見て感じて学べる場所。


外には家や小屋など当時の生活が伺える。館内には大きなホールもあり、民族舞踊なども

披露している。また、体験教室などもあるので、親子で楽しむのもいいだろう。



今日は夕方から市民ホール会議室で総会、その後は懇親会もありました。総会の様子や

懇親会の光景など写真に撮っておこうと思ったが、すっかり忘れてしまった。まあいいか。

総会時には3号目のイララも配布されて、これからギャラリーなどにも置かれるでしょう。

見かけたらぜひ手に取ってご覧ください。





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at 22:01, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, -

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閉校までカウントダウン

 今日は午前中に北海道造形デザイン専門学校の校長から連絡が来て、マイク一式を

預かってくれないかと連絡があった。毎年JAGDAポスター展会場で開催するトークショー

に使うマイクをいつも学校から借りていたからだ。今年もまた使うだろうし、思い出として

も、保管しておこうと取りに行ってみた。


学校に行くと目の前にはトラックや数台の車も停まっていて、どうやら荷物を運んで

いるようだ。椅子やテーブルなど次から次へとトラックへ運んでいる。


玄関前には運ぶ荷物でいっぱいだ。学校が閉校になってからは、北海道デザイン研究所

として業務を継続するようで、今度は愛生舘ビルの2階に移るようだ。校舎内は

どんな感じかと教室へも行ってみる。3階はものもほとんどなく、ガラ〜〜ン。

今日は天気も良く、陽射しが窓から入って来ている。


ものもなく広い空間。でも、妙に寂しい気な光景に見えてしまう。


もうここで授業をすることもないんだなとあらためて感じる。この学校で講師として

教えてもう20年近くにはなるだろう。時代の流れを感じてしまう。東京から札幌に

戻って来てから、最初にこれもまた今はない北海道デザイナー学院ではじめて講師を

務めた。その後、造形からもイラストを教えて欲しいと依頼が来てここでも講師を

務めることになった。それから数年後、デザイナー学院も閉校になった。


その後は北海道芸術デザイン専門学校でも講師を務めるようになり、2校の講師として

やっていたが、今度は造形が閉校。今年からは造形の変わりに、今度は教育大でも

イラストを教えることとなった。まあ、若い人達にイラストを教えられるのは嬉しい

ことではあるが、造形にはそれなりの思い出もいろいろあったので、寂しいものだ。


荷物もまだ整理されていないものもあったが、これも今月中にはなくなるのだろう。


4月10日には建物が引き渡されて、それ以後は入れないようだ。それからはすぐに

建物も取り壊されて、一軒家が建つらしい。そうなるともう昔の面影はなくなる

のだろう。でも、建物前の大きなアカシアの木だけが当時の名残を感じさせるかも。


業者の人が次から次へと荷物を運んで行くが、玄関前にある荷物は今度の研究所に

運ぶものらしい。それにしても全部部屋に入りきるのだろうか???


来週は講師たちを招待してのお別れ会がある。そのお別れ会で造形とも最後になるのか。


いろいろ思い出の詰まった校舎を巡り、目に焼き付けておこう。3月は別れの季節。

今年はいろいろな別れがあった年かも知れない。でも全て良い思い出として取っておこう。


またどこかで卒業生や先生たちとも会う機会があるだろう。またの再会も楽しみに

したいものだ。いつも車で街に出る時は、この学校の前の通りを使う。4月になると

また通るたびにその変貌も見れるのかも知れない。今日の穏やかな陽射しが妙に

寂しげに感じる日だった。


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at 17:11, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, おでかけ

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旭川デザインウィーク2015プレス発表会へ

 今日は夕方から時計台ホールで旭川デザインウィーク2015のプレス発表会が

あったので、街に出た。時計台へ行く前に、今チカホで開催中のつながろう2015の

グループ展を見て来た。


造形作家を中心にいろいろな作品が展示されていた。知り合いの作家さんの作品も

多数あり。通りを歩く途中に見て行く人も多いようだ。


中ではワークショップも何かやっているようだ。何をやっているかはよく分からない?



時間になり時計台へ。時計台の中に入るのは久しぶり。1階は終了しているので、

会場は2階のホール。階段を上がると目の前には時計台の仕組みが。


確か以前話しを聞いたが、札幌時計台の時計のネジ巻は人の手で今も毎日、蒔かれて

いるはず。ホールの中にいると丁度6時になると、鐘の音が。趣あるね〜〜♫


中の空間もこれまた雰囲気があります。どこかタイムスリップしたような感じ。


照明も良い感じのシャンデリア。


今年の6月24日から28日まで旭川市内各所で開催される旭川デザインウィーク。

家具工房巡りやインテリアの発表会などいろいろなイベントがあるようです。

丁度、5月から10月まで大雪ガーデンショーも旭川を中心に開催されるようなので、

今年の夏は旭川が活気で熱そうです。大会概要のあとは、畑中正人氏による

ピアノの生演奏。これまたこのホールの音響はとてもよく響いてました。


知り合い関係も結構来ていて、見たことある顔も多かった。プレス会終了後外へ。

考えるとライトアップされた夜の時計台を撮ったことがなかったので記念に。


回りも暗くなるから、昼間見る時計台より夜の方がきれいかも。


今日は外で夕食を食べる予定だったけど、思った以上に早く終わってしまった。

結局、時計台近くの松屋でオリジナルカレーを食べて帰宅。今年は4月にはJAGDA

ポスター展の巡回展が旭川であり、6月はデザインウィーク、8月には剣淵で

全国紙芝居大会もあり上川地方へは2ヶ月ごとに行くことになりそうだ。

取材出張と絡めて行こうかな。

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at 20:59, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, おでかけ

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21歳フェチ展+スキマエスキス展

 昨日は卒業生のグループ展と知り合いの二人展を観て来た。場所は東区にある元たまねぎ

倉庫をリノベーションした会社内のレンタルスペース。中通りに面しているのでちょっと

分かりずらいかも知れないが、同じく倉庫を利用したラーメン屋さんの裏にある。


入口は倉庫らしい鉄の扉。WILL PLANT inc MOMOと書いてある。映像関係の会社が

入っているようだ。


中に入ると天井が高い倉庫独特の空間。パテーションと壁に作品が展示してある。


奥が会社のスペースのようだが、なかなか面白い空間だった。会場には4人の卒業生も

いて、久しぶりの再会。卒業して1年くらいだがみんなすっかり社会人と言う感じ。


マンガタッチの作品が多いが、みんなそれぞれ仕事の合間に描いた作品。今回初めての

グループ展のようだが、これを機会に毎年やって欲しいものだ。


会場はそれなりのスペースがあるので、いろいろなイベントにも使えそう。


久しぶりの再会でいろいろな話しをして、最後に記念撮影。これからもがんばって

イラストも描いてくださいね〜〜〜〜!


その後は同じ会期でやっている、これまた近くの茶廊法邑で開催中の「赤坂真一郎+

藤沢レオ二人展 スキマエスキス展」へ。


法邑に来たのは久しぶり。いろいろな展覧会をFBで見ては来よう来ようと思いながらも

なかなか来る時間がなかった。お二人も会場にいて、挨拶。会場には黒い暗幕の扉。

その中に入ると一つの明かりと青い光が見える大きな箱が。


箱のスキマを覗くと中は青い光と赤い筋が見える。静かな空間の中、一回りしてみる。

普段のギャラリーとはまた違う雰囲気になっており、まさに現代アート的な感じ。


写真ではこの空間の感じはなかなか伝わりにくいかも。でも面白かったです。

会場を後にしてからは、丁度東区の方へ来たので以前から写真に撮りたかった

二つの建物。北海湯と高城商店。どちらも札幌市の歴史的建造物。北海湯は

明治から大正にかけて建てられた、全国的にも珍しいレンガ造りの銭湯だった。


今は中は飲食店になっているようだが、この日は休みだった。重厚なレンガ造りは

やはり味わいがあっていい感じだ。もう一つの木造建築は今も酒屋さんとして

現役の高城商店。昭和初期の建物らしいが、今もしっかり使われているところが

すごい。結局、時間もなくどちらも中を見ることはなかったが、また今度

ゆっくり訪れてみたい。いしかり散歩にもぜひ登場させたい建物だ。



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at 19:22, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, 展覧会

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いしかり散歩ー当別ふくろう湖

 今週のいしかり散歩は当別町は青山地区にある当別ふくろう湖。2012年に完成した

当別ダムで出来た人工湖。ダムの下には川沿いに広場もあり、目の前から迫力ある

ダムを見ることができる。そのダムの横の道を上るとダム事務所があり、しばらく行くと

ダム湖の展望台に。中央には長い橋も渡っており、橋からの景色もきれいだ。

四季折々で楽しめる自然に包まれた場所。道民の森へ行く途中にあります。

秋にはまだ行ったことがないので、行ってみたいものですね。






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at 18:11, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, イラスト仕事

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ひと月ぶりの病院

 今日は退院後一ヶ月ぶりの病院で診察。病院へ行ってみると、駐車場は車でいっぱい。

結構広い駐車場なのだが、空いている場所もほとんどなかった。金曜日とあって午前中

から診察を待っている人で賑わっていた。これは結構時間がかかるかなと、半分憂鬱で

受付を済ませる。


中庭の雪も入院していた頃に比べると、ほとんどなくなっていた。血液検査を済ませ、

レントゲンを撮って外科の待合所で待つ。時間もかかるだろうと、病院内のコンビニで

ホット珈琲を買って飲んでいた。そのうち10分程で名前を呼ばれて診察室に。

予約診察になっていたようで、待たずに診察してくれたようだ。

手術を担当していただいた外科の先生がレントゲンを見て「以上はないようですね」と。

「白血球が低いですけど、風邪でもひいていますか。」と聞かれたが、いいやと。

白血球が低いのはなんでだろう???白血病??なんてこともないようだ。


「もう大丈夫ですので、これで終わりですよ。」その間、約10分ほど。あっさりと

終わってしまった。これでもう病院へは来なくていいんだ^^よかった^^

でも10日程の入院だったけど、久しぶりに病院へ来てみるとなんか懐かしい気も。

今度何かで病院にかかる時は、またこの病院へ来ようと思った。西区の

北海道医療センターなかなか良い病院でした。


昨日は会議があり街に出たので、ついでに卒業生たちがやっていたTシャツのグループ展

へ行ってみた。会場はアートスペース201。会場には卒業生も数名居て、話しを

してきました。結局、Tシャツではなくキーホルダーを購入。でも500円なら

安いかも。これからもグループ展など楽しみにしてますよ〜〜!


今月は知り合いの展覧会や個展、教え子や卒業生のグループ展などいろいろあるので、

忘れないように行けるのはなるべく顔を出してみよう。でも3月は学校もないし、

少しはのんびりと出来るかなと思ったが、2週続けの出張があったり、仕事や用事も

目白押しで以外と忙し過ぎ。あ〜〜来年の年賀状のイラストも描かないと、、、、。


くらのすけが居たら忙しさを癒してくれたけど、今はそれもなし、、、、。

あ〜〜癒されたい、、、、、、。


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at 22:29, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, おでかけ

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支笏湖温泉丸駒旅館

 日高新冠の次はいしかり散歩の取材で、支笏湖丸駒温泉旅館へ。鵡川、厚真を通り苫小牧

市街から支笏湖へ向かった。途中の道も雪はすっかりなく、走りやすかったが支笏湖に

近づくにつれて気温は低くなっていくのが分かる。支笏湖温泉街も冬は駐車場は無料。

車を停めて湖畔側へ向かった。この時期は観光客も少ないのだろうけど、お土産屋や

食堂などもしっかり営業していた。湖畔側へ降りると恒例のアジア系団体観光客がいる。


去年、以前来た時もほとんどアジア系の団体かと思う程、ここは外国の人には人気の

スポットなのかもしれない。1月から2月中旬まで開催していた支笏湖氷濤まつり 2015

の名残だろうか、氷の残骸が残っていた。


支笏湖氷濤まつりはまだ見たことがないので、今度は機会があればぜひ見てみたい。

支笏湖には建築家田上義也の設計したユースホステルが、今も残っているはず。

駐車場の奥に、よく見ると三角屋根が見える。近くまで行ってみると、ここだ。

これも田上作品。道内のユースホステルの設計も多く手がけ、まだ現役で田上作品が

残っているが、ここも取り壊されることなく保存していって欲しいものだ。


3時も過ぎて旅館へチェックイン出来る時間になり、目的地の丸駒温泉旅館へ。

道道から細い道に入り、しばらく進むと湖畔側にその建物はある。


以前来た時にはもっと木造的な造りだった気がしたが、それももう十数年前のこと。


ここの旅館は3階建て。しかし見えるのは2階建て。実は入り口部分は2階で

この下に1階があるのだ。湖面の斜面に建っているのでそんな造りになっているらしい。

部屋は和室。今回はビジネスプランなので部屋は山側。部屋の造りは普通な感じだ。


着いて早速、温泉に入ってみよう。温泉部分はリニューアルしたのか、きれいな

造りになっていた。内風呂からも支笏湖が望めるきれいな景色だ。


外の展望露天風呂へ出てみると、目の前には支笏湖が広がる。お風呂に入りながらの

この眺めは最高だろう。今日は天気も曇りだが、晴れていたり違う季節になれば

また表情も違うのだろう。しかし、以前来た時には集中豪雨による土砂崩れの後だった

ので、湖にも泥が流入して湖水の色がマリンブルーのようになっていたが、今は

それもなくなり元の支笏ブルーに戻っていた。


湖にこんなに近い温泉も珍しいかもしれない。テラスの下はもう湖面だ。


目の前には桟橋も見える。災害の時はこの桟橋から船で対岸の温泉街に避難したようだ。

夏の支笏湖は何度も見ているが、冬の支笏湖ははじめて。冬もまたいいものだ。


展望露天風呂の次は、いよいよお待ちかねの天然露天風呂へ。長い廊下を渡り下へ

降りていく。冬はちょっとこの長い廊下は寒いかもしれない。


入口には日本秘湯を守る会の提灯が。そう言うものがあるらしいが秘湯の全国ランキング

では道内から14位に旭岳温泉湧駒荘が入っていたが、ここ丸駒温泉も道内三本の指

には入っていた。もうひとつは昆布温泉鮎川旅館らしい。では、露天風呂へ。


ここの露天風呂は操業以来変わらない造りらしい。天然の岩がそのまま使われている。


目の前の支笏湖の湖面と一体になっているため、湖面が上昇すると湯船の水位も当然

上がる。今は少ない時期で50から60センチくらいだろうか。これが12月頃に

なると150センチくらいに水位があがるので、当然立ち湯になる。だから、小さい

子供なんかは当然溺れてしまうので、入れないだろう。お風呂の下には砂利が

敷いてあり、そこから湯が沸いているようだ。


向こうの気の塀の向こう側は女風呂。ここは入れ替えはないので、向こうのお風呂が

どんな感じなのかは分からないが、どんな造りか見てみたいものだ。日帰り入浴も

やっているが、この日は人も少なかったので温泉の写真も撮れてよかった。

ここの温泉旅館は今年で開湯百年を迎えるようで、フロント横や廊下には百年の

歴史パネルが飾ってある。でも、昔の雰囲気やいろいろな歴史が分かり面白かった。


へ〜〜昔はこんな感じだったのだと納得。でも昔は陸路もなく船での渡しだけだった

ようで、でもそれもまた味わいがあったのかもしれない。


今日は平日だが結構、宿泊客も多く団体さんも入っている。でもさすがにアジア系は

いなかったので落ち着いた雰囲気。その代わりお年寄りの団体さんで賑わっていた。

廊下を挟んで向いの部屋のは団体のおじいさんやおばあさんたちが宿泊している。

部屋からは麻雀の音も聞こえて、なんか懐かしい雰囲気がする。今回のプランは

夕食は部屋食だったので、ゆっくりと寛ぎながら食べれてよかった。量も丁度

いいくらい。いつもならバイキングでついつい食べ過ぎてしまうが、それもない。


食後にはまたお風呂へ。まあテレビを見ることぐらいでやることもないので、結局

部屋とお風呂の行ったり来たり。夜の露天風呂も味わいはある。


向こうの対岸の温泉街の明かりが見える。でも外は真っ暗。恐がりな人ならこの感じは

ちょっと恐いのかもしれない。夜の写真はあまりきれいには撮れないが、こんな感じだ。


結局、この日も早い眠りについて早朝、支笏湖に登る朝日を楽しみにしていたが、

次の日の朝は曇り。しかもかなり曇っていて、向こうに見える山並みも見えない。


でもこれはこれで、雲の隙間から朝日が湖面に注すのが見れて神秘的かも。


帰りに支配人とも話しもできて、しかも出来たばかりの百年史誌もいただき感謝。

フロントのカウンターには古い招き猫が置いてあった。まねき猫コレクターとしては

とても気になる逸品だった。


いしかり散歩の取材も終わり、チェックアウト。支配人に見送られて宿を後に。

帰りは435号線を通って札幌へ。道路も雪がなく、交通量も少なかったので

思いのほか早く札幌に到着。途中、土砂崩れで通行止めになった場所も今は

すっかり元通りだが、その爪痕が伺える場所もいくつかあった。


しかも帰りには道路にエゾシカが出て来てたりして、確かに雄大な自然に包まれた

秘湯にふさわしい場所かもしれない。また今度違う季節に来てみよう。


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at 22:52, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, ぶらり旅

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初春の新冠へ

 今週も日曜日から初春の新冠へ取材旅行へ。天気は曇り。まあ雨や雪ではないので

よかったが、あんまりパッとしない感じだ。初春と言うよりは晩冬なのだろうが、

日高地方は雪も少ないので、そんな気分で行ってみたが思った以上に雪は残っていた。

どうも今年は新冠地方は例年になく雪が多い年だったらしいく、ビニールハウスなどが

潰れる農業被害もあったとか。やっぱり、今年の冬は全道どうも天気が変でした。


取材先の節妻漁港へ到着。天気もパッとしないし、景色もパッとしない。5月の掲載

だから陽春の感じのイラストにしたいのだが、、、、、、どうも難しい、、、、。


海岸の砂浜にはカモメたちが休憩中。


この時期は時化も多いので漁に出る日も少ないようだが。この時期はなんの漁かな?


港付近を散策していると黒猫が。ちょっと小太りのネコ。尻尾も短いような。我が家の

くらとはちょっと違う。でも、黒猫を見るとついつい目で追ってしまう。くらが

いなくなってもう9ヶ月、、、、、まだネコが恋しい頃。


町の手前に判官森林公園があるので、そこの眺望はどうだろうと行ってみる。

夏はキャンプ場にもなっているが、今はシーズンオフ。誰もいない静かな公園内。


バンガローやバーベキューハウスもあるようだ。遊具もあり結構広い敷地。


展望台のある岬まで行けるかと思ったが、まだ雪もあり足場も悪く行く気になれない。


どんな眺望なのか見てみたかったが、それもまたの機会に。公園の奥へ続く道は

海を望める墓地だった。判官森林公園もそこそこ見て町の方へ。町に入る手前に

馬頭観音時の看板がある。どんな所か行ってみた。もっと雰囲気のあるお寺かと

思ったら、、、、、、、ただの家、、、、、、がっかり。


その奥へさらに進むと河川敷はパークゴルフ場になっているようだ。桜の木も多く

植えられていたので、花見の頃には賑わう場所なのだろう。そして終点は新冠青年の家。


公営の宿泊施設なのだろうけど、結構車が止まっていた。その向いが新冠川。

看板があり見るとカッパ伝説があるとか。どこにでもあるよね、そんな話し、、、。


川の中央に掛っているのがメロディー橋。歩くとメロディーでも鳴るかと思ったが

そうでもないらしい。ただの橋でした。フェンスに♫が並んでいただけ。この音符の

通りに奏でると何かの曲にでもなっているのだろうか????


川の向こうに見えるのが先程行こうとした判官岬。あそこまで行けたら結構きれいな

景色が見えるのだろうけど。街中を走っていると新冠郷土資料館が。時間を潰すには

丁度いいやと思い、行ってみると休館。11月から4月までは休館。北海道の場合、

こういうのが多いんだよね、、、、。だから、冬は見るものも少なくて困る。


時間もあるので道の駅にあるレコード館へ。300円の有料だがまあいいか。


中には懐かしい古いレコードや蓄音機などが展示されている。昔持っていたレコードや

小学生の頃、初めて買ったシルビーバルタンの「あなたのとりこ」も。懐かしい〜。


館内も見終わり展望台へ。展望台はカフェにもなっているので、珈琲を頼んで

ゆっくり過ごす。へ〜〜〜360度新冠の町が一望出来、天気が良いと良い眺めだろう。




時間もホテルのチェックイン時間の3時も過ぎたので、早々ホテルへ。この日の

宿泊は以前も泊まったことのあるレコードの湯ヒルズホテル。高台にある

ログハウス風の2階建てホテル。温泉は日帰り入浴もしているので、いつも

多くの町民が入りに来ていた。


でも部屋は極普通のビジネスホテルと言った感じ。トイレ、洗面所はあるが温泉なので

お風呂はない。


到着して早速、温泉へ入った。お風呂からの景色は判官岬を望めるいい景色だ。


日本海に沈む夕日がきれいで以前は、きれいな夕日も見れたがこの日は結局曇り。

夕日は望めなかった。夜になると日帰り入浴も終わり、宿泊者だけの利用。

宿泊者もほとんどいないので、写真を撮ってみた。


露天風呂からの眺めもいいのだが、夜はさすがに真っ暗。この向こうに岬が見えるはず。


せっかくだから朝風呂の時にでも、また写真でも撮ろうかとおもったが、、、、。

ここは日帰り入浴をしていて朝風呂もある。時間は朝の5時から8時まで。

そんな早い時間に来る人もいないだろうとお風呂へ7時前に行ってみると、、、。

おじいさんたちがたくさん、、、、いる、、、、。なんて早くから来ているのだろう!

結局、景色の見える露天風呂の光景は撮れませんでした、、、、、、。

田舎はやはり朝が早い。仕事後か仕事前かは分からないけど、朝風呂は人気でした。


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at 17:12, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, ぶらり旅

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