2週間前に日高方面へ行き鵡川町に宿泊後、浦河町まで足を延ばしてみた。浦河町に入ると
まず目にするのは崖に描かれた馬達の大壁画。ここまで来たらもう町だと感じる。しかし
足場を組んで描いたのだろうけど何日かけて仕上げたのか。こんな仕事が来たらぞっと
する。
考えたら新冠へは毎年来ている場所。天気も良いので道の駅サラブレッド新冠に寄った後、
駅周辺へも行ってみた。駅近くの商店街は新しく整備されたらしくきれいだった。
建物も馬舎風な屋根で統一していた。JR日高線の駅。でも無人駅だ。普段は多目的に
使われているようだ。まあ、乗車客も少ないのだろうし、有効利用か。
海に出ると右手には判官岬が見える。岬の上は判官森林公園になっているが、今は
冬なので行く人もいないだろう。
地図を広げて見ているとサラブレッド銀座の奥の明和地区に、ハイセイコーの墓と
書かれていた。先程の道の駅にもハイセイコーの銅像があったが、時間もあるし
どんなものなのか行ってみるか。
その前に新冠温泉レ•コードの湯を見に行ってみた。鵡川町に泊まるかここに泊まるか
迷ったが結局鵡川町に。でも夕日がきれいに見える露天風呂やホテルの雰囲気も良い
ような写真が出ていたので、気になってどんなものか。
小高い丘の上にそれは建っていた。日帰り入浴もやってはいるがまだ午前中。今お風呂に
入るときっと車を運転する気もなくしてしまうので、結局外から見るだけ。でも確かに
雰囲気は良さそうなので,今度ぜひ泊まってみたいものだ。牧場の中の道を走ると
日高山脈もきれいに見える。
馬の牧場が多いが時々和牛の牧場もあった。カメラを向けるとこちらが気になるのか
じ〜〜っと見つめている。考えたらこれからお肉になってしまう運命、、、、、、。
なんか切ない目線でした、、、、。
朝日地区まで来ると優駿スタリオンステーションがある。ここにはあのオグリキャプの
銅像があり、後ろには優駿記念館も。そう言えば映画「優駿」もここでロケが行われた
のだろう。どんな映画だったかすっかり忘れてしまったが、緒形拳の息子が出ていた
ような、、、、、多分。
古い牧場も多いがヨーロッパを思わせるようなお洒落な牧場も多い。地図で見たより
思った以上に遠く、もう引き返そうかと思った時、小さなハイセイコーの墓の看板。
やっとここかと右に入り道を進むがなかなか無い。雪がなかった車道もここからは
急に雪深い。まだ先かと進むとなんと牧場内の行き止まり、、、、、。
え〜〜ここじゃないのかと周りを見るがそれらしきものはなし。来た道を引き返し
また車を走らせふと横を見ると、、、あった!!!確かにここだ。墓地がある。
ハイセイコーの墓なので先程の道の駅の銅像みたいなものがあるのかと思い込み、
まさかこんな普通の墓地とは。しかも雪で覆われていたからなお分かりずらい。
除雪もされている訳でもなく、雪の中を歩き墓石まで行ってみた。
確かにハイセイコー号と書いてある。へーこれが馬の墓なんだ〜〜〜。でも周りにも
いくつかの墓石があるが、やはりハイセイコーのが一番デカイ。でも考えたらこの
ような墓石があるのは有名だったり活躍した馬達だけなのだろう。それ以外の馬達は
馬頭観音の碑があるのでそこに一緒に埋葬されているのか。でも、馬が死んだら
土葬?火葬?やっぱり火葬だと思うけど、馬の火葬場でもあるのか。日高は馬産地
だからきっと馬専用の火葬場でもあるんだろうけど。馬肉行きじゃないよな。きっと?
それにしてもやはり北海道は広い。地図を見ただけじゃ距離感が違う。まあ何度も
経験しているけど、、、、、やっと辿り着いたハイセイコーの墓でした。
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