イラスト制作過程2

今日はイラストの制作過程をお見せします。描くイラストはおじいさんおばあさんと

孫達との登山風景をイラスト化したものです。

まずはコピー用紙に原寸の下絵を描き、その裏に鉛筆などを塗り水彩紙に下絵を

トレースダウンします。水彩紙はマスキングテープで四辺を固定します。


下絵がトレースされたら着色を。今回は絵具はアクリルガッシュを使用。


今回はベースに紙版画の表現を持ち入るので、厚紙を山の型にカッターで切る。

その裏に絵具を塗り乾く前に素早く紙に置き、その上から版画用のバレンで擦る。


塗れていない部分は絵具を薄め上から塗る。次に山の部分をカットしてそれぞれの

色を同じ手法で塗って行く。



人物部分にはセピアの絵具を全面塗る。


下地の色を利用しながらそれぞれの色を着色。熱く塗り過ぎずに色に深みを出す。


部分的に下地のセピアを効果的に残す。人物が出来たらコラージュ手法で表現。

マスキングテープに色を着けたものをカッターで必要な形を切って行き、それを

貼付けて行く。


全体に色が着いたら細かい部分を丁寧に仕上げてく。目など顔の要素も入れて仕上げ。


完成したら四辺のマスキングテープを外して、サインを入れれば出来上がり。


完成です! 今回はコラージュの手法なども使っていますが、そのイラストにより

いろいろな手法を取り入れています。ぜひいろいろなタッチのイラストを描いて

みてください。楽しいですよ^^


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at 23:04, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, イラスト仕事

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卒業制作展の展示

今日は卒業制作展の展示の手伝いへ行って来た。学生達の2年間の集大成、卒業制作。

その卒業制作を各学課ごとに展示している。札幌市民ギャラリーで明日から開催だ。


手伝いはイラスト科の大きな作品を展示する事。B全サイズ3枚、4枚分の作品が多く

最大はB全8枚分。壁に上から吊るされたチェーンに取り付け下げるがこれまた重い。


絵本の作品は今度は数が多いので揃えるのもたいへんだ。


みんな協力しながら展示作業を進める。


何もなかった白い壁がどんどん作品で埋め尽くされて行く。


最後までは手伝い出来なかったが、大分進み後もう少しかな。作品が全部展示された

状態はまた近日中に見に行く予定です。帰りは車を止めていた千歳鶴の酒造工場を

横目に見て帰宅。


ここには酒ミュージアムのあり、レストランでも食事を楽しめる場所。


今度はいしかりスケッチ散歩のネタで取材に来ようかな。


今は取材ネタをいろいろ探し取材をしなければならず、春は大忙しかな、、、、;


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at 23:18, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, おでかけ

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北海道デザイン協議会総会&懇親会

25日は所属している北海道デザイン協議会の総会、懇親会がラマダホテルでありました。

今年で会設立30周年を迎え、今年は展覧会などさまざまなイベントが行われる予定です。

ブログでもその情報は随時お知らせ致しますのでお楽しみに。



総会後の懇親会では他団体や関係各社の人も出席して、ビンゴゲームなども行われ

楽しく終わりました。その後はそれぞれ2次会へ、、、、自分は家に戻りました。




この日の料理は中華料理。北京ダックなども出てたいへん美味しゅういただきました。


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at 23:34, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, アラカルト

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卒業制作展

この時期は各デザイン学校や大学の卒業制作展が市内あちらこちらで開催中だ。

今日は市民ギャラリーへデザイ専門学校の卒業制作展へ行ってみた。


しかしいつも思うが市民ギャラリーの場所が遠い。遠いと言うより、実際は創成川から

7丁ぐらい東へ行くのだが、なぜか創成川の東側は西より遠く感じるのはどうしてだろう。

もう少し街中にあると便利でいいのにな〜といつも感じてします。


館内にはグラフィックやイラストの作品を中心に飾られている。2年間の集大成として

作品作りをした卒業制作。大作もあればいろいろ思考を凝らした作品もある。


教え子達の作品を見ながらこの2年間を振り返ると早いものだ。いつの間にかあっと

言う間に2年が過ぎてしまった。上達した人、腕を上げた人、変わらない人様々。


これから卒業して社会へ出て行くが、立派な社会人としてがんばって欲しいものだ。


全てがデザイン系へ行く訳ではないが、別な職種へ行ってもイラストは描いて

もらいたいものだ。たまにはグループ展でも見せて欲しい。


作品を見ながら2年間のいろいろな事を思い出す時間だった。また、他の学校の

卒業展もあるのでいろいろ見てみたいものだ。


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at 15:39, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, 展覧会

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日暮れ前のカフェの窓

 近くにあるカフェ、sato coffee。数回は入った事があるがお気に入りは窓際のカウンター。

丁度三叉路のカーブの一角に建っているので道路を行き交う車が見れるが、ここからの車の

見え方はひと味違って面白い。陽も大分長くなって来て、5時過ぎでもうっすら明るい。


カウンターの端の席が空いていた。そこに座り窓を見ると、気温差があるのか窓には

結露が。でもカメラから覗くと良い感じの光景が見えついついシャッターを。


空も暗くなる少し前、光の色と夜空の色がいい感じを醸し出している。



なんか絵になるね〜〜と一人で納得。他のお客さんも居たがおかまいなしで、でもそっと

シャッターを何度も切りました。

その間も陽はどんどん暮れ辺りはすっかり暗くなり、撮影終了。

この道も今度新聞で連載するコーナーに使えるな!そんなことを思いながら、美味しい

珈琲を飲みながらいろいろ構想を練っておりました。



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at 17:55, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, お気に入り

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絵好きの集う店 カフェ北都館ギャラリー

今日来月開催する個展のDMが出来上がって来ました。3月26日から4月1日まで。

でも今回はギャラリーではなくカフェギャラリーです。琴似にある北都館。

そこへDMを置きに夕方行って来ました。外は小雪の降る天気。


ここのお店は開店してもう35年が経つとか、マスターと奥さんの二人でやってます。

自家製のケーキもあるしランチや食べ物もあります。珈琲も美味しいですよ。

昔懐かしの喫茶店の雰囲気を残し、アットホームな感じのお店です。

知り合いがここで個展をやり、見に来たのがきっかけで今回個展をすることに。

個展情報はまた改めてお知らせしますが、DMアップしておきます。




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at 23:20, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, おでかけ

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様似の奇岩

様似町へ行くと海岸線にさまざまな奇岩が多いのが目につく。自然に出来た面白い

造形だ。様似の町の目の前の海岸には親小岩がある。大中小の岩が親子のようだ。


いろいろな奇岩があるが、こちらには穴の空いている岩も多い。

自然に出来たものか、トンネンルとして彫られたものかは分からないが。



積丹半島にも同じ名前の岩があるローソク岩。こちらのローソクは少し溶けすぎの

ローソクと言うかキャンドルかな。


波により絶景の断崖となった日高耶馬渓は船も道路も交通の難所だったらしい。


またここ様似は北米プレートとユーラシアプレートの境目になるらしく、

そのぶつかり合った事で出来た自然の造形が多いらしい。


このゴツゴツとした奇岩や情景が冬の海をさらに寒そうに見せているのかもしれない。


とは言えやはり冬の太平洋から吹く海風は思った以上に冷たく痛かった。

取材で写真を撮りに数分、外にいるだけで手足顔全てが凍り付くようだった。

今度は暖かい海水浴が出来るような頃に来たいものだ。そうすると奇岩の見え方も

少しは違うのかもしれない。


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at 20:50, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, ぶらり旅

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北方領土啓蒙運動のお手伝い

2月7日は北方領土の日、知ってましたか?北海道に居てもあまり身近な問題として

感じていない人も多いのかも知れませんが、北方領土のいろいろな啓蒙活動があります。

この北方領土啓蒙活動とはどういう訳かいろいろと縁があり、間接的にお手伝いして

います。

以前北方領土をテーマとした「四島とわたし絵本コンクール」の絵本コンペがありました。

今はないのですが、そのコンペに最初に応募した作品が「ピリかの楽園」と言う絵本です。





エトピリカが主人公でおじいさんが昔住んでいた北方領土に行って島ごと引っ張って来る。

簡単に話すとそんなお話です。このエトピリカのキャラクター”ピリか”が今、北方領土

啓蒙用のバスに描かれていたり、ホームページにも出て来たりと使われています。


この作品は賞は取りませんでしたが、3回目、4回目で最優秀賞を受賞しました。


第3回最優秀受賞作品「北方四島のいきものたちー自然の楽園」


第4回最優秀賞受賞作品「ひろくんの地図帳」 


1作は絵と文、2作は文を書いた絵本です。表彰式出席のため何度か根室へは行く機会が

あり、実際の北方領土を見る事も出来ました。根室支庁の担当者達にはいろいろ案内して

もらい大変お世話になり、その御礼にこのピリカのキャラクターを描いた葉書絵を

送ったところ気に入ってもらいいろいろ使われるようになった経緯があります。



「北方四島のいきものたち」の絵本は小学校への啓蒙教材に使われたり、看板にも

使われたりといろいろな所でお役に立っています。また、根室市内にある納沙布岬の

北方館には2作の絵本も置いてありますので機会があったら見てみてください。




ここ数年は北方領土ポスターコンテストの審査委員長を担当するなど、北方領土啓蒙

活動とは縁があるようです。まだ解決するにはいろいろ難題もあるようですが、早く

返還される事を願いたいものです。北方四島はほんとに素晴らしい自然の島です。

その島々へ気軽に観光へ行ける日が早く来るといいですね。




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at 13:41, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, アラカルト

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浦河町の馬の花壇

苫小牧から日高地方の太平洋沿いの光景は何と言っても馬の牧場風景。新冠、新日高町から

浦河までは特に牧場が多い。海側にも山側にも広大な敷地内に馬達がいる。馬舎もお洒落な

建物が多い。牛の牧場とはまた違う北海道らしさがある。


それと235号線には漁村が多い。海岸の道路沿いには小さな漁家が多数点在している。

昆布漁を主としている漁師が多いのだろうけど、昆布の天日干しの光景もここの

風物なのだろう。


ところが浦河の街中はその風景を一変する。お洒落な商店街、整備されきれいな道路など

周辺の雰囲気とはまた違うのだ。初めて浦河を訪れたときその街並にびっくりしたものだ。




そんな浦河の街中に丘の斜面を利用した花壇がある。春になると芝桜が馬の姿を

映し出す。何度かここは通っていたがすっかり記憶から消えていたが、先日たまたま

信号待ちでこの光景を見たとき記憶が蘇った。


そう実はこの馬の形をデザインしたのは自分だったのだ。もう20年くらい前に

コンサルタント会社に頼まれてわざわざ浦河のここまで来て、どのような形にしようと

頭の中を巡らせたものだ。傾斜地なのでその傾斜や下から見た時にちゃんと馬である事

が分からないといけない、それらを計算して計画図を起こしたものだった。


当時は下の文字はなかったが、馬の形は懐かしい。しかし実際に花が咲いたところまでは

見てはいなかったが、冬でも雪が覆いちゃんと馬の形は見えていた。なんか昔の友に

久しぶりに会ったような気分だった。今度はそうそう桜並木のきれいな二十間道路桜並木

も静内にもあるし、春の頃でも取材抜きにして来たいものだ。


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at 22:12, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, おでかけ

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紙袋ランターン展示風景

 滝川で開催中の紙袋ランターンのイベント。結局会場へは見に行けませんでしたが

自分の作品が置かれている光景を知り合いのイラストレーターが写真を撮って来て

くれたので、お見せします。写真から見ると鞄屋さんに置かれているようで、鞄購入と

一緒に紙袋も買ってください〜〜〜〜だめか、、、、、。





夜になると明かりが灯り下の写真のようになりますよ〜〜〜^^



以前にも岩見沢、砂川へ行った時は雪の多さにびっくりしたけど、滝川も多いのかな?

少なくはないだろうけどね。空知地方は寒さと雪で今年の冬は大変だけど、雪が解けて

春が来るまでもう少しの我慢です。雪解けが遅くなって農作物に影響がないように

願いたいものですね。


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at 14:44, 佐藤正人 illust-m@illustpage.jp, イラスト作品

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